連日報道される猛暑の中、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

世界的な異常気象の例に漏れず、バンクーバーもここ三日ほどは30度前後の
暑さになっています。湿気がさほどないのですごしやすいですが、
日ごろ暑さに慣れていないので、やはり老骨には応えます。

我が家の夏の花のメインは枝垂れるベゴニアですが、あまりの暑さに葉が
ちぢれ焼けどしているほどです。


さて、久しぶりのCliffroseLetterです.。

今回は、買ったほうが安いのではないかといわれている収穫物についてです。

例年、春先から日差しのある窓際で栽培している野菜たちの結果です。
パソコンのそばにおいて霧吹きやら、ピンセットでの植え替えやら、
お世話させていただいての数ヶ月、やっとですよ、やっとトマトにきゅうり、
小さななすび、取れ始めました。

日本ではこの時期、おいしい水なすび、細いきゅうり、ししとう、どんなにたくさん
取れているでしょう。

思えば悲しいですが、我が情けない野菜たちを、水をやりつつ、毎日
、叱咤激励しての結果が写真のとおりです。気候の違う日本のものに
こだわっているのがいけないのはわかっているのですが。


昔、日本の野原でセイタカアワダチソウが黄色い波を打っていたことを
覚えていらっしゃいますか。あれは帰化植物でした。北米では見られないのですが、
ルーツは北米なのだそうですね。


ところで蕗、茗荷、我が家の帰化植物です。早春の蕗の薹、蕗の煮物、
食べきれないほど収穫できます。茗荷は八月です。これも写真のとおり、
たくさん収穫できます。日本でも試していたのですが、

こちらのほうがずっと蕗、茗荷の性にあっているらしいのです。


セイタカアワダチソウに匹敵するのは、すかんぽです。川沿いなどで、
早春可愛いたけのこ様のすかんぽがたくさん見られます。それがやがて
にょきにょき成長して、川岸を席捲してしまうのです。

ボランティアを集めて刈り取っても刈り取っても、倒した枝から根が
生えるのだそうで、こちらではジャパニーズバンブーと呼ばれて、
忌み嫌われています。


おかしいですね。葱も蕗も茗荷も、移住してきた先人が、故郷の思い出に
内緒で持ち込んだものに違いありません。すかんぽも、幼いころかじった
甘酸っぱい思い出に持ち込まれたものでしょう。

それがもう、本国でよりもしぶとくはびこっているのです。これって、
まるで私たち移民がこの地で懲りずにサバイバルしているのを象徴して
いるようでもあります。


といいつつ、バンクーバーの夏はもうすぐ終わりです。この暑さが懐かしく
なることでしょう。

短い秋がいくと長い冬が始まります。それまでに、新生姜と紅紫蘇の成長を
期待いたしましょう。


日本の猛暑もすぐに行ってしまいます。どうぞ皆様ご自愛くださいませ。

長文、お付き合い有難うございました。

Cliffrose亭 亭主 柳谷Chieko拝
追伸、最近サーモンの冷燻にはまっています。息子がよい燻製炉を作ってくれました。

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Love from Chieko Yanagitani in Greater Vancouver
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1、旅立ちの日
2、蜂鳥
3、クリフローズ通信をお届けします
4、ヘンケルの牛刀
5、新春笑い話をお届けしましょう
6、出版のごあいさつ
7、I got landed immigrant status
8、小さな総括
9、裏の庭でつくしを見つけました
10、April 4 '00: イリーナの話
11、July '00: Vancouver便り
12、Oct. 29 '00: 酔歌祭のこと
13、Nov. 26 '00: 藤村の根無し草四つの巻の序
14、Sep.16 '00: I got new boyfriend.
15、Mar. 15 '01: 素晴らしい春の始まり
16、Oct. 11 '01: 酔歌祭
17、アドレス変更のお願い
18、Dec. 22 '01: 酔歌祭の御礼
19、Jan. '02: A Happy New Year to Everybody.
20、Mar. 20 '02: 息子たちへ
21、今旅立とうとしている母へ
22、「すばるのかなた」ご出版に寄せて
23、柳谷千恵子油彩小品展のお知らせ
24、柳谷千恵子油彩小品展の御礼
25、Cliffrose Letter Jan. 1.2003 :あけましておめでとうございます
26 Cliffrose Letter March 13 2003 停電 in Canada
27 Cliffrose Letter Nov.19.'03 息子の来加
28、Cliffrose Letter Dec.28 '03 眠れない夜は・・・。
29Cliffrose Letter Oct.6.2004 食い物の話
30..Cliffrose Letter Oct.25 2004  個展のご案内
31.Cliffrose Letter Dec.30. 2004 昨日はどこにもありません。
32.独り女の独り言
33.死生観
34.数々の出会い
35.Feel Guilty
36.旅立つ親友太田則子へ送る言葉
37.映画の話
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41.商売と信頼関係 将城
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47.Vol.39 Cliffrose Letter Feb.18.'06 花のお知らせ
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59.Cliffrose Letter Vol.48 あけましておめでとうございます
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