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差出人: Chieko Yanagitani <cyanagitani@telus.net>
送信日時: 2017年1月1日 12:23
宛先: ;
件名: CliffroseLetter VOL85 車の話 2017.
 
あけましておめでとうございます。
 
カナダ バンクーバーでは、今年はいつにない積雪に見舞われ、雪に慣れない
 
私たちは、大変でした。
 
4年ほど前、私も、ドライブウェイのブラックアイスにハンドルを取られスリップ、ポルシェの
 
バンに後部から激突したことがあります。さすが一千万円を超える頑丈な車のガードで、
 
サイドに鋼鉄、エアバッグが設置されていたため、幸いにも二枚のドアだけの破損で
 
人的被害はありませんでした。それいらいそのトラウマが消えず、あれだけ好きだった
 
車の運転も見合わせることが多くなりました。こうなれば、ただひたすら雪の消えるのを
 
待つばかりです。
 
 
日本でも老化による自動車事故のニュースがたくさん聞かれます。雪の日は蟄居するに
 
限りますね。ブラックアイスはとくに危険です。
 
 
先日、暇な徒然に机の引き出しを整理しておりましたら、今はもう使われていない
 
古い鍵がたくさん出てまいりました。だいたい、今まで乗ってきた車の鍵たちでした。
 
鍵を手繰って、我が家の歴代の車を思い出してみることにいたします。
 
 
泉北ニュータウンに家を持つまで、私はずっと車を持つことを反対していました。
 
空気汚染の元凶だとか、危険だとかですものね。そのころはまだ夫も私も免許を持って
 
いませんでした。しかし、移り住んだ泉北はあまりに不便で、やむなく車を持ったのでした。
 
38歳くらいのころでした。
 
 
まず夫が免許を取り、初めて乗った車は中古のMARKUでした。
 
そして私も免許を取り、乗り始めます。最初は怖かったですが、だんだん車の運転が
 
自分に合っているように思えて、楽しかったのです。 ガーデニング好きの私は、夫を
 
駅まで送っての帰りは、必ずガーデンセンター周りをしていました。
 
 
その次がクレスタでした。夫は通勤にも車を使いたがって、もう一台クラウンを購入。
 
この二台は長く、夫が旅立つまで乗り続けました。当時3年おきに買い替えなどという
 
バブル時の妄信を信じておりましたから、何度その間乗り換えたのかわからないほどです。
 
 
1997年の秋、夫はノウゼンカズラの枝を切っていました。そのとき、夫が一月半ほどの余命だと
 
私は医師に告げられていました。サイレントキャンサーと呼ばれる癌に侵されていましたが、
 
夫は自覚が薄く、入院を拒んでいました。息子と二人で入院の用意を内緒でトランクに
 
積み込み、私が大阪市内の大学病院まで運転していきましたが、悲しいドライブでした。
 
ノウゼンカズラの花は華やかに咲きましたが、夫はそれを見ることもなく、医師の宣告のとおり
 
旅立ってしまいました。
 
夫の匂いの残るクラウンを残してクレスタは処分してしまったのはそれから間もないころでした。
 
 
その後、私は夫の匂いの残る車も家も捨てて、逃げるようにカナダに移住してしまいました。
 
夫の思い出にからめとられて私自身を守れないように思えました。悲しいとか寂しいとか、
 
そんな感情では説明のつかない感情でした。夫の思い出から逃げたかったのですね。
 
 
言葉もよくわからないカナダバンクーバーで、最初に乗ったのが、友人の娘の乗っていた
 
中古のシビックでした。クラウンに乗りなれていた私にはまるで道路にお尻をつけて走って
 
いるようなひどい振動のものでした。
 
そして次は、買った家の前のオーナーの乗っていたフォードのエアロスター。当時4年ほどの中古でした。
 
これがまたすごかったのです。買ったときから故障だらけ。・・・・最後はとうとう道の真ん中でエンストして
 
動かくなくなってお陀仏いたしました。初期移住は私一人でしたから、よくあんなひどい車で事故を
 
起こさなかったものだと思います。
 
 
アメ車の中古車ほど、ひどいものはありません。新車を買うほど修理費用が掛かりました。
 
その次がMAZDA MPV、これは新車を買ったのでかなり乗りました。そしてTOYOTAのSiennaと
 
トヨタのYaris。それが現状です。
 
車はこちらでは必需品です。車なしでは生活はできません。車は命綱です。
 
思い出せばたくさんの車にお世話になりましたが、車の免許はまだギブアップは致しません。笑
 
 
 
私がCliffroseLetterを書きあぐねていた31日、日本の夫の妹から電話が入りました。
 
夫の母親の貞子さんが98才で亡くなったとのこと。苦労ばかりの一生だったことを私は知っています。
 
夫だけが56歳で旅立ってしまいましたが義父も義祖母も長生きでした。
 
 
 
お義母さんは痴呆だったそうだから、あちらで夫に会ってもきっとわからないだろうなあ。
 
みんなあの世に逝ってしまいました。 でも私はしつこく生きて、今年も素晴らしいお花に
 
出会い、トランプのアメリカがどうなるのか、世界がどうなるのかを見定めていきたいと
 
思っています。
 
 
長くなりましたがお読みくださってありがとうございました。
 
今年も皆様に取りまして、良き年となりますよう願ってやみません。
 
 
柳谷Chieko拝
 
 
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